あなたの知らないかばちゃんの1日

フットサル選手(修行中)の椛島出海(かばしまいずみ)の日記

9月28日 #338

どうも、かばちゃんです。

 

今日は午後から、U15のサッカーの練習試合だった。25分を4本やったんだけど結果はボロボロ10点以上決められたと思う。

うちのチームはフットサル専門のチームだったが3、4年前くらいからサッカーにも力を入れ始めた。フットサルを先に始めてサッカーはやったことがない子もたくさんいるのがうちのチームの特徴だ。フットサルしかやったことがないからこそ出てくる問題がたくさんあるし、彼らを見ていたら「フットサルとサッカーをやり始めるのはどちらが先方がいいか?」問題も解決できたので彼らの特徴を紹介しながら説明していきたいと思う。

今回の試合でよくなかったことが3つある。1つ目が横幅を使えないこと。フットサルしかやっていない彼らは横幅を使う意識が低い。フットサルは少しサイドに広がればタッチラインになるからあんまり「広がる」ことを意識しなくていいし、広がることにかける走力が必要ない。これは練習でどうにかなると思う。2つ目はポジショニングが悪い。今回はダブルボランチを採用していたんだけど、2人とも前線に上がってしまって相手にボールを取られたときにそのボランチのスペースを使われているシーンが何回もあった。また、センターバックのチャレンジ&カバーが全然できなかったから相手フォワードに裏のスペースに走られた時対応できていなかった。これはサッカーを知らないってことが問題なんだと思う。3つ目は走らないこと。特にディフェンスの部分で追いかけ続ける選手が少ない。サッカーは長時間動き続けるのでマラソンの要素が入ってくる。でもフットサルしかやっていない選手はマラソンのように走り続けることに慣れていない。だから途中で足が止まってしまっていた。しつこく追いかけないからより厳しい状況になっていた。

彼らはサッカーをやっていなかったからいいプレーができなかった。サッカーをもっと練習していったら必ずできるようになる。今日の試合では悪い部分ばかりでてしまい、フットサルをやっているメリットが出なかった。フットサルはたくさんボールに触れるからボールコントロールが身につきやすい。また、コートが狭く相手のプレスが早くかかるため、サッカーよりも駆け引きが高度になってくる。曖昧なフェイクじゃ相手を剥がせないし、ただ走るだけじゃ裏のスペースを取ることはできない。サッカーよりも相手のことを見ないといけない。さらにフットサルにはサッカーよりも緻密な戦術がある。基本的な動きを覚えるだけでも大変だしそれを実際の試合で使うことはさらに大変だ。フットサルをすれば戦術理解度は高まるし頭の回転も早くなる。

結論だが、サッカーとフットサルはどちらが先でもなく、どちらも一気に始めたほうがいい。育成年代でサッカーをすることは広いコートを走るから身体能力向上にもつながる。フットサルで賢い(駆け引きが上手い)選手になりながらサッカーで広くコートを使えるようになったほうがいいっていうのが自分の中で出た答えだ。もし自分の子どもにボール蹴らせたくなったら両方始めさせたいと思う。(いつになるやら)

 

 

きょうはこのへんで